うちの車のナビは立ち上げると「○月○日、今日は○○の日です」という風にお知らせをしてくれます。
ですので、クリスマスには「メリークリスマス」お正月には「明けましておめでとうございます」という挨拶をしてくれるのですが、そんなナビが先日「今日はライバルが手を結ぶ日です」と言い、思わず「え?今なんていった?」とナビに突っ込んでしまいました。
調べると1866年の1月21日に長州藩の木戸荒孝充と薩摩藩の西郷隆盛が土佐藩の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕の為に薩長同盟を結んだ日、となっていました。
なるほど、それでライバルが手を結ぶ日かーと思っていたら、ふっと「そういえば年末実家に帰省した際に島のあちこちに『四境戦争150周年』という旗が出ていて母にあれは何?と聞いたら、旗の通り2016年は四境戦争150周年なんよ」と教えてくれました。
四境戦争とは幕末に当時の長州藩を舞台に起きた幕府軍と長州藩との戦争で、4つの戦地があってそのうちの1つ、大島口が私の地元なのです。
戦争当時、大村益次郎が大島口の放棄を提案し、大島は幕府軍により占領されてしまいました。その後高杉晋作が奇襲作戦を行い、戦いは続き何とか大島開放となったと小学生のころ学びました。
ちなみに当時高杉晋作が来るということで、大島の島民は色めき立ち母曰く「今でいうジャニーズが来るような感じだった」そうです(笑)
この話もうちょっと続けたいので②へ続きます。