F-1GP第7戦カナダGPは久々のポールポジションからスタートしたレッドブルのS・ベッテルが危なげない走りで見事優勝!
2位はフェラーリのアロンソ、3位はメルセデスのハミルトンと表彰台全員がチャンピオン経験者という豪華な顔ぶれでした。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB9 |
2 | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ F138 |
3 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス WO4 |
4 | マーク・ウェバー (AUS) | レッドブル RB9 |
5 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス WO4 |
6 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR8 |
7 | ポール・ディ・レスタ (GBR) | フォース・インディア VJM06 |
8 | フェリペ・マッサ (BRA) | フェラーリ F138 |
9 | キミ・ライコネン (FIN) | ロータス E21 |
10 | エイドリアン・スーティル (GER) | フォース・インディア VJM06 |
11 | セルジオ・ペレス (MEX) | マクラーレン MP4-28 |
12 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-28 |
13 | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E21 |
14 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW35 |
15 | ダニエル・リカルド (AUS) | トロ・ロッソ STR8 |
16 | パストール・マルドナド (VEN) | ウィリアムズ FW35 |
17 | ジュール・ビアンキ (FRA) | マルシャ MR02 |
18 | シャルル・ピック (FRA) | ケータハム CT03 |
19 | マックス・チルトン (GBR) | マルシャ MR02 |
リタイア | ||
-- | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C32 |
-- | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | ザウバー C32 |
-- | ギド・ヴァン・デル・ガルデ (NED) | ケータハム CT03 |
このレースベッテルは終始危なげない走りを見せ、まさに盤石の勝利でした。この前のモナコGPが大荒れだったのとは対照的でした(笑)
また今回予選3位スタートだったウィリアムズのボッタスはマシンの状態がよくなく最終的には14位でのフィニッシュでしたが、それでも新しいフィンランド人ドライバーがまた活躍を見せるあたりフィンランドという国のモータースポーツとのつながりは強いな~と改めて感じました。
あと、今回のカナダGP。日本での放送時間は26時50分から・・・さすがにこの時間だと生で見ようかそれとも録画して見ようか大変悩みどころで、結局朝の再放送を見たのですが北米大陸ラウンドはヨーロッパラウンドと違って放送時間が厳しいですね(-_-;)
そして、このレース中に悲しい出来事がありました。レース中にアクシデントに見舞われたザウバーのエステバン・グティエレスのマシンをピットに帰す際、マシンを吊り上げたクレーンの前で一人のマーシャルがつまずき、ホイールの下敷きになる事故が発生しました。
そのマーシャルはサーキットのメディカルセンターで手当を受けた後、モントリオールのサクレ・クール病院に搬送されたが、死亡が確認されました。
FIAの声明は以下の通りです。
「午後6時2分、F1カナダGPのサーキットスタッフが亡くなったという悲しい知らせをお伝えしなければならない」
「ノートルダム島自動車クラブのメンバーである同スタッフはF1カナダGPが行われた本日午後に発生した不運な事故の犠牲者となった。スタッフはレース中に停車したマシンの収容を手伝っていた。収容車両はマシンを吊り上げてピットに戻っていたが、その最中、同スタッフが無線を落とし、それを拾おうとしたところ、つまずいてしまい収容車両にひかれてしまった」
「従業員はヘリコプターでサクレ・クール病院に搬送され、外傷学の専門であるロナルド・デニス医師、医療副部長、グランプリの医療部長であるジャック・ブシャール医師の治療を受けた。誠に遺憾ながら従業員は病院でケガのため死亡した」
「FIA、ノートルダム島自動車クラブ、F1カナダGPは犠牲となったスタッフの家族、友人に心から哀悼の意を表する。スタッフの身元については現時点で明かすことはできない」
私も結構長い間F-1を見ていますが、コースマーシャルがレース中に無くなったというのは記憶にありません。昔は炎上したマシンの消火作業をしようとして自分に火がついてしまったなどということもありましたが、それでも死亡ということはありませんでした。
亡くなられたマーシャルの方のご冥福をお祈りします。