今年いっぱいでアイドリング!!!を卒業することになった、7号谷澤さん、8号フォンチー。
1期生として6年もの間頑張った2人はどんな人だったのか、アニの思う個人像を書いてみたいと思います。
7号やざパイは、明るくいじられキャラで、番組内でも率先して体を張る子でした。ただ、非常に周囲の目を気にする性格で、他人から指摘されると耳をふさぎ聞こうとしなかったり、なぜそんなこと言われないといけないんだ、という感じの態度を取る子でした。また、周囲から愛されることを非常に気にし、升野さんによく「私のこと好きなんでしょう?」と聞いてみたり、後輩を集めてやざわグループを作ろうとしたり、自分がどれだけ周囲に愛されているかを常に確認しようとする子でした。
そのためか、一時ブログでのコメントが問題になり心配されたりした時期もありましたが、その明るいキャラでライブのMCでは16号あみみと一緒にいつもライブを盛り上げ、他のメンバーが出来ないようなことも自分が率先して汚れ役になる、みんなに愛されるメンバーでした。
8号フォンチーは、最初「しゃべらない」というキャラが定着し、それがアイドリング!!!の1stアルバム「台場の恋の物語」の中で升野さんから「しゃべる子が欲しい」という歌詞になるほどでした。またそのしゃべらないキャラと牧歌的な雰囲気もあってか、事務所の先輩国生さんに「やる気がないってマネージャーが嘆いている」と暴露されたり、その後体型のことでいじられ始めダイエット企画やフォンチー問題として番組でも取り上げられました。もしかしたらそれほど意志が強い子ではなかったのかもしれません。
しかし、面倒見のよさと姉御キャラとして成長し、沖縄でのノックイズでノックが取れず泣いている9号るりかを一喝したり、長期休養から戻ってきた25号ごっちんに「何ちゃっかり戻ってきてんだよ」と言い、その後しょうがないかと許してあげたりと本当に姉御キャラとしてしっかりと地位を気づいていました。
また、仲間との絆を大事にし1期~4期の対抗大相撲で1期代表として出場した時、14号さかっちに敗れて「ほかの同期のメンバーに申し訳ない」と号泣する優しい子でした。
6年間800回以上もやってきた番組の中で、1期生としてこの2人が積み重ねた功績は大きいです。それぞれが試行錯誤し、悔し涙を流しそれでも日々成長しようと頑張ってきた2人はほんと立派なアイドルだったと思います。
そういえば今年の夏のアイドルフェスティバル2011で、1期だけでステージに立った時に「アイドリングでよかった」「1期は最高」と真っ先に言っていたのはこの2人だったと思います。もしかしたらその時点で卒業ということを考えていたのかもしれませんね。
この2人で特に思い出に残っているのは、番組当初6号外岡、7号谷澤、8号フォンチーの3人を「ぽっちゃり同盟」と言っていたことでしょうか。何か機会があれば「ぽっちゃり同盟の3人は」といじられ、「いつか痩せるから」とみんな息巻いていた時期がありました。その後とんちゃんが抜け、メンバーの変更を繰り返していましたがいつの間にか無くなってました。
2人が年内いっぱいで卒業した後、5期生が入ってくるのはおそらく2月から3月にかけてのことと思いますので、当面18人での活動となります。来年番組で全員集合し、1期生が3人になってしまった場面を見たときに初めて「本当に卒業したんだなー」と思うかもしれません。
正直今回の卒業を「寂しい」「悲しい」とは思いません。それはこの2人を好き・嫌いではなく番組の基本コンセプトが「一人前のアイドルを目指す慣らし運転のアイドル育成番組」ですから、慣らし運転を終えて1人前のアイドルとして羽ばたくときが来たんだということだと思ってます。本来ならこうして羽ばたいていくのがコンセプトなので、6年間アイドリング!!!メンバーとして活躍した2人の今後を見守りたいと思います。
23日の卒業記念ライブ見に行きたいです。これだけ長く応援したアイドルグループがアイドリング!!!が初めてで、ここまできてのメンバーの最後のステージにできることなら立ち合いたいというのが今の正直な気持ちです。
~追伸~
アイドリング!!!のHPに卒業する2人そして門澤プロデューサーからのメッセージがありますので、もしよかったらのぞいてみてください。