シャープは、炊飯時の洗いムラと炊きムラを抑える「ヘルシオ炊飯器」2機種を9月20に発売する。店頭想定価格は、大型のタッチ液晶を搭載するなどした上位機種「KS-PX10A」が9万円前後、機能を絞った「KS-GX10A」が7万円前後。
内部の米をかき混ぜる2枚羽の「かいてんユニット」を搭載。水の抵抗を抑えて泳ぐペンギンの後退翼と、斜め前の魚を追うことできれいならせんを作る魚群の動きを参考にしたというもので、米の飛散や内釜への衝突を抑えながら攪拌(かくはん)を可能にした。
内釜に生米と水を入れると自動で洗米スタート。洗米後には水を入れ替える必要があるものの、手洗米よりも栄養素の残留量が20%アップするという。また浸水時と加熱時にもかいてんユニットで適宜攪拌することで給水の促進と炊きムラの抑制が可能だという。
こちらから引用
最近何かと話題のシャープですが、9月に「ヘルシオ炊飯器」なるものを発売するらしいです。
先日も書きましたが、私お米大好き人間でちなみに我が家の炊飯器はこちらです
三洋 ECJ-XP2000(T) 色はプレミアムブラウンです
今は無き三洋製の炊飯器で、家を買った際に色々と新しい家電を買った中で「炊飯器は高いのを買うんじゃー!」と息巻いて買ったのがこの製品なのですが、いやーこの炊飯器びっくりするくらい美味しいご飯が炊けるんです(´∀`*)ウフフ
(ネットで散々調べてやはり鳥取三洋製品が一番!という結論に達して買いました)
この炊飯器、若干柔らかめに炊けるという癖はあるものの、
・特許※ 可変圧力IH技術がさらに進化した大沸騰「おどり炊き」
・ごはん一粒一粒に旨みを還元する「NEWうまみ循環&うまみ戻し」
・熱伝導率の高い純度99.9%「匠純銅釜」
などの数々の機能を持ち毎日本当に美味しいご飯を堪能しております(人´∀`).☆.。.:*・゚
(まあ食べているのはほぼ私だけですけどね・・・(笑)
ですので、炊飯器には割とうるさい方なのですが、今回の「ヘルシオ炊飯器」よく見ていくと「?」と思う部分がいくつか出てきます。
その中でも私が一番疑問に思ったのは
>内釜に生米と水を入れると自動で洗米スタート。洗米後には水を入れ替える必要があるものの、手洗米よりも栄養素の残留量が20%アップするという。
お米を研ぐというのは確かに手間な作業で、それを代わりにやってくれるっていうのは確かにいいかもしれませんが、ヘルシオ炊飯器の場合結局洗米した水を入れ替えないといけないのでそれほど作業が楽になったとは言えないんじゃないかな?と思います。
炊飯で一番大切なポイントに「お米を研ぐときの一番最初の水はきれいな水でさっと洗い流す」というのがあります。
生米は一番最初に触れた水を吸うらしく、一番最初にきれいな水でさっと洗わないと美味しいご飯は炊けません。この機能だと排水機能がついているわけではないので、本当に美味しいご飯を炊こうと思ったら生米と水をセットして、機械が洗米してくれている間じっと待っていて、洗米が終わったらすぐに水を捨てるという作業が必要になります。
もしそうなるのだったら自分で研いだっていいんじゃない?と思うんですよね。冬場冷たい水でお米を研ぐのは・・・と思っていてもハンズに行けば洗米ボウルなど色々売ってますからその問題もクリアできますしね。
「洗米もしてくれる」というのをウリにするのなら食洗機のように水栓を引いて給水・排水もやってくれるようにならないと、ちと弱いな~と思います。
今高機能炊飯器のウリは「こういう方法で美味しいご飯を炊きます!」っていうことなんですが、それがちと弱い気がするのが残念ですね。そもそも「ヘルシオ」っていう冠がついているのにどのへんがヘルシオなのかな?っていうのが見えづらいところももったないな~と思います。