試合中に倒れ救急搬送されたムアンバ、「危篤の状態」とボルトンが発表

SOCCER KING より引用

現地17日に開催されたFAカップ準々決勝のトッテナム戦で試合中に倒れ、病院に救急搬送されたボルトンのMFファブリス・ムアンバ。ボルトンは公式HPを通じて「ムアンバはロンドン市内の病院の集中治療室に入り、現時点で危篤の状態にある」と発表した。

　1－1で迎えた前半42分に接触もないところで突然ピッチに倒れ込んだムアンバ。クラブのメディカルスタッフがピッチに入り、人工呼吸やAEDを用いた処置を行ったが、意識不明のまま担架で運び出され、病院に搬送された。

　その後、現地メディアが「容体は安定」と報じていたが、依然として予断を許さない状態が続いていることをクラブが発表した。

なお、この試合は審判団の発表により、延期が決定している。
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またサッカーの試合中に選手が倒れました。私も今やすっかりサッカーへの興味を失ってはいますが、やはり深く刻まれているのはスペインリーグの2人の件です。2007年セビージャのアントニオ・プエルタ選手は22歳、2009年にはエスパニョールのダニ・ハルケ選手は26歳という若さでこの世を去りました。

リーガ好きだった当時の私にとってこの事件はほんと衝撃的でした、ともに将来を嘱望された2人、サッカー界に与えた衝撃も大きかったですが、それ以上にプエルタ選手は1か月半後に第1子が生まれる予定、ハルケ選手は生後7か月の子供を残してという事実にただ言葉を失いました。（この後生まれたプエルタ選手の子供は男の子で、名前は父と同じ「アントニオ」と名付けられました、セビージャはこの子が18歳になるまで背番号16を欠番にしようとしたのですが、リーガの規則で認められませんでした）

日本だと松田選手の件はまだ記憶に新しいところですが、今回倒れたムアンバ選手もまだ23歳という若さ。これまでの件を受けて設備も制度もも色々変えてもやはりこうしたことは起きてしまう。

ムアンバ選手の無事を心から祈ります