月曜日の夜、仕事が終わって家に着くとうちの奥さんが「中村君が卒業だって!」と興奮気味に話してきました。最初興奮のあまりうまく聞き取れず「中丸君?KAT-TUNの?」って聞き返したら「違うよSKEの中村君だよ!」ということ。
え、あの中村君?なんで??と混乱する一方、あーやっぱりこういうことだったのかー、と思う部分もありました。
中村君はチームEの最年少組(現在中学2年生の14歳)で、その容姿のためSKEに入った当初から運営の覚えもよく、4期生の中では最初かのんの次くらいに推されていたと思います。チームEが発足しても公演曲で「でもでもの涙」を金ちゃん(金子栞)と一緒に担当するくらいでした。
また、その後もラジオ・テレビなどの様々なメディアでも目立つポジションにいて、白組選抜にも入ったりとまさしく順風満帆な状態だったと思います。それが、少しずつブログの更新頻度が下がったり、イベントの参加が少なくなってきたなーと思っていたら、まさかの白組選抜落ち。
その後もめっきりと活躍の場が減り「干され」の立場のようになってしまったので、一体何があったのだろう?と交流のあるSKEヲタの方のブログなどで話しておりました。そうこうしていたら、先日の公演で卒業発表・・・
今思えば、干されたのではなく自分から少し距離を置いたんじゃないか?と思ったりもします。(逆に干されたから距離を取ったんだろう、と書かれている方もいらっしゃいますが、そうではないと信じています)そして、過去のブログで「学校の友達と遊んだのは1年半ぶり」「SKEに入って学校の成績が100番くらい下がった」などと書いたこともあり、平日は自主練・公演があり、休みの日は握手会・コンサート。考えられないようなスケジュールだったと思います。
ほかのメンバーだって同じでしょ?と言っても中学2年生で、自分はこのままでいいのだろうか?もっと勉強しなくていいんだろうか?と悩んでもなんら不思議はないと思います。(中村君はまじめで、利発そうな子でしたから奈央のことそう感じたのではないかと思います)チームを外れて研究生で活動という選択肢もあったとは思いますが、自分の中のけじめとして年内の活動を最後にSKEを卒業することを決めました。
その日のチームEのブログはほんと読んでいる方も辛い内容でした。自分を責める子、気づいてやれなかったことへの自責の念と後悔。時間が止まってほしいと書いたメンバーも数人いました。一緒に活動してきた仲間の離脱、それも今まで何も知らずその場でいきなりの発表。中村君本人が「事前に話していたのは、めいめい、金ちゃん、こあみ、松村かおりの4人だけで、薄々感づいていたメンバーもいたみたいです」とブログに書いてましたが、発表したとき周りは「え、何のこと?」と状況が理解できてない状態でした。
きょんちゃんはその日のブログに「色々な経路からこの話を聞いていた」と書いてました。そういえばリクエストアワーの終わった日のブログに「でもteamE16人で歌いたかった気持ちはとても大きくて。リクエストアワーの順位がメンバーに発表された時はただただショックでした。」と書いていたのはこういうことだったのかなーとぼんやり思います。
めいめいは「ダーリン、ハニー」と呼び合う仲でしたから事前に言っておかないとと思ったのでしょう。公演後のハイタッチの際も過呼吸になるんじゃないか?と心配されるくらい泣いていたようです。リーダーの梅ちゃんも1日近くブログの更新がなかったです。直接今回のことと関係ない、たまたまのタイミングだと思いたいですが、リーダーが当日その場で知らされるっていうのは本人としても相当なショックだったと思います。
中村君の卒業、これは本人が選んだ事ですからそれを応援します。SKEから離れてしまっても活躍されることを祈ります。
でも今は、本当に惜しい人材を亡くしたという気持ちと、もうこれ以上の卒業者は見たくない・・・というのが素直な気持ちです。
追伸
中村君卒業発表の次の日の朝、客先直行だったので駅に向かう途中音楽でも聞こうとipodの電源入れて最初にかかった曲が「さよなら・またね・だいすき」アイドリング!!!・・・
泣いたね、曲が今の自分の気持ちを表していて、そしてこいつ俺のこと分かってるな~って思って。
~歌詞一部抜粋~
この場所何度通ったかな?
一緒の思い出が増えてくね 走馬灯みたい淡くて
楽しいときあっという間に過ぎ帰らなきゃいけない
なんて寂しいのもう一度
うんと明るい笑顔作れるの私は
あなたをいつでも喜ばせていたいの
またね またね またね きっとまたね
今日はありがとう 忘れないでね 元気でいてね
特に2番のところの
この場所何度通ったかな?
一緒の思いでが増えてくね星が降るよ「大好き」
ってところで、星が好きな中村君のことを思ってほんとぐっときました。