★日本の家電各社が掃除ロボット「ルンバ」を作れない理由…国内製造業の弱点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120211-00000556-san-bus_all
ネットでこんな記事を見つけました。記事の中に「安全性が100%確保出来ないから」と言ったことが書かれており、日本の製造業云々と書かれてますが、日本の家電会社がルンバを作らない理由は
はっきり言って需要がないから
だと思います。
確かにルンバは魅力的な製品かもしれません。アニも一時期検討したことがありますが、日本の家は
・床に物を置く
・ルンバを使うほど床が広くない
こういった点からルンバが必要ないのではないかと思います。要はルンバを買う=広いフローリングや畳の床が家にあるというのが購入の前提条件になると思います。しかもその床にはあまり物を置いてはいけません。それこそアメリカの通販番組で見るような広いリビングにソファーがどんと置いてある!みたいな部屋ならいいですが、六畳1一間の部屋にコタツを置いてテレビを置いて・・・なんて部屋に誰が買うのでしょう。
記事の中に「よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し転倒させる」という内容がありますが、それは使用者が悪いことでだからといってルンバを作らない理由にはならないと思います。やはり日本の寺住居事情に合わないというのが一番の理由でしょう。
また、日本人的観点から「こんな狭い部屋に高い自動掃除機使うくらいなら自分で掃除します」という概念があることも考えられます。掃除に対する考え方が西洋と日本では違いますから、掃除のサポートとしての掃除機ないし掃除道具は売れても、自動掃除機を使うほどではないということだと思います。
ただ、どうせなら自動掃除ロボットみたいなのが出てくれるとうれしいなーと思ったのですが、あまりでかいと結局邪魔になるんだろうなーと思ってしまうので、やっぱり日本の住宅事情にあった掃除道具ってホウキとかコロコロになるのかもなーと考えてしまいます。