先日HONDAが次世代のスーパーカー、「NSXコンセプト」を発表しました。そこで初代NSXに乗るA・セナの映像が出ていたので紹介したいと思います。
セナ足と言われた独自のペダル操作も分かるかなり貴重な映像だと思います。HONDAを愛し、何より日本を愛してくれたA・セナ。そんな彼の言葉に「ブラジル人には日本人にない発想があり 日本人にはそれを形にできる緻密さがある。 だからお互いを必要とし磁石のようにひかれあうのさ。」というのがあります。
私のセナの印象は常に物憂げでちょっとアンニュイな雰囲気を醸し出し、隣にいたベルガーとのギャップがひどく印象的です。ベルガーは常にビシッと決めているのに、セナは真夏のビーチに繰り出すような格好で、「洋服なんて着られればいいんだよね」っていう感じでした。そうでなければ常にレーシングスーツで、マクラーレンの赤いレーシングスーツがどうしても思い出されます。
そんなセナも亡くなってもう18年。あの事故を見たのは私が大学生の時で、番組が始まると目を真っ赤にした今宮さんと川井ちゃんが「セナが事故にあいました」と言ったあの画面を今も覚えてます。
そんなセナの当時の貴重な映像が見られるなんてラッキー!と思っていたらさらに私の大好きな中嶋悟さんが同じくNSXを駆って鈴鹿を走る映像もありましたのでこちらも紹介したいと思います。
雨の中嶋と言われ、日本のF-1を切り開いた功労者。息子さんがまたF-1に戻ってきてくれる日があるといいなーと思いますね。