ロシア・シベリア地方のイルクーツク市は19日、人体に有害なメタノール入りの入浴剤を安い酒代わりに飲んだ住民49人が死亡したことを受け、非常事態宣言を出した。
メタノールは不凍剤などに用いられるアルコールの一種。問題の液体は、サンザシの香りの入浴剤と表示され、250ミリリットル入りのボトル1本が40ルーブル(約76円)で販売されていた。地元検察当局者の話では、同製品を飲んだ人は判明しているだけで57人おり、うち49人が死亡、残る8人も重症だという。
ロシア連邦捜査委員会はこの問題の捜査に乗り出し、数人の身柄を拘束。ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)首相は、主に化粧品との名目で飲用に適さないアルコール製品が貧しい人々に販売されている問題について対策を講じるよう、閣僚らに命じた。【翻訳編集】 AFPBB Newsより引用
先日ネットで見つけたこのニュース。
要はお酒が飲みたいけどお金が無くてお酒が買えないから、お酒の代わりになるようなものないかなーって探していたら、安い入浴剤があったからそれを飲んだら死んじゃった、という話なのですが、何がすごいかって"そこまでしてお酒が飲みたいのか!?"ということと"それで亡くなった人が9人もいる"ということですよね。
確か終戦直後の日本でもメチルアルコールを飲んで亡くなった人がいるという話を聞いたことがありますが、それが21世紀の現在も起きていることにびっくりです。
まあ、ロシアではアルコール度数10%未満のものはアルコール飲料として認められておらず、2011年までビールは清涼飲料水扱いでしたからね~(;^ω^)
さすが「おそロシア」といったところでしょうか(;´・ω・)
ちなみに私最近めっきりお酒に弱くなってしまい、夕飯時に350mlの缶ビール1本を開けるのが精一杯です。そして飲み終わった後はすべからく寝落ちするという流れになっております(笑)