ロジテック株式会社は、OSにWindows XP Professional搭載を搭載したスリムデスクトップPC「LC-66N08/XP」を5月下旬に数量限定で発売する。価格はオープンプライス。
産業用/業務用カスタムコントローラとして位置付けられ、パラレルポートやシリアルポートといったレガシーインターフェイスを備えているが、最大の特徴はOSにWindows XP Professional for Embedded System SP3 x86(32bit)版を搭載している点だ。
「Embedded」と聞くと延長サポートが適用されているOSだと思われがちだが、あくまでもライセンス上組み込み向けとされているだけで、OSとしては至って普通のWindows XP Professionalである。つまりOSとしてのサポートも既に2014年4月19日に終了している。このため本機はあくまでも既存の組込みシステムの延命用として位置付けられている。
なお、Embedded向けというライセンスの関係上、特定用途にのみ使用でき、一般的な事務用などの利用はライセンス違反となる。
Windows10に勝手にアップグレードされてしまうというニュースを最近目にしますが、その一方ですでにMicrosoftのサポートが終了してしまった、Windows XP Professionalを搭載したPCが発売されるというニュースにもビックリです。
このPC既存のシステムの延命用ということですので、会社の中でインターネットなどに接続していないスタンドアローンで利用しているPCとして使用するような形だと思われます。
企業によっては工場のライン制御のシステムをWindows XP で作っていて、それをWindows7や10に変更するには結構な金額がかかるのでそのまま利用しているといった形ですね。
どれくら需要があるのか分かりませんが、個人的にはそこそこ需要があるのでは?と思っています^_^