HGSTは容量10TBのエンタープライズ向けHDD「Ultrastar Archive Ha10」の出荷を開始した。
Ultrastar Archive Ha10は、筐体にヘリウムを充填する「HelioSeal」、トラック同士の一部を重ねてデータトラック数を増やす「SMR(Shingled Magnetic Recording)」の2つのテクノロジを採用することで、3.5インチHDDとして世界最大容量となる10TBを達成したHDD。
同HDDは2014年9月にサンプル出荷が開始されていたが、今回より製品量産出荷となる。
SATA 6GbpsまたはSAS 6Gbps搭載のインターフェイスが異なるモデルが用意される。そのほかの仕様は共通で、バッファ容量が256MB、ディスク回転数が7,200rpm、連続転送レートがリード157MB/sec、ライト67MB/sec。サイズは101.6×147×26.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量が650g。MTBF(Mean Time Between Failure: 平均故障間隔)は200万時間で、保証期間は5年間。

いよいよ3.5インチHDDに10TBが登場です。
いいですか、10GB じゃないですよ10TBですよ!!
あまりの容量に一体何に使うんだろう?と悩みますが、逆にこれだけ大きいとフォーマットにどれくらい時間がかかるんだろう?とか万が一壊れた時の被害が甚大なので、これだったら4TB くらいのHDDでRAID環境組んだほうがいいんじゃないだろうか?と思ってしまいますね^^