先日スカパーで『Ottey Ottoman WORLD TOUR 2014 in JAPAN「REBIRTH」』を見ました。
英語ばかりでなんだかわかりにくいと思いますが、これ伝説の日系人ロックスター「オッティ・オットマン」が日本でライブをした模様を放送したものです。
なじみのない名前だと思いますが、この「オッティ・オットマン」という人がどういう人かというと
1970年全米のライブハウスを席巻した伝説の日系人ロックスターが存在した
―彼の名はOttey Ottoman(オッティ・オットマン)。
彼のロックは様々なミュージシャンやアーティストに影響を残し、彼をリスペクトする人は未だに後を絶たない。
という人なのです。
そして今回私が見たのは
2011年音尾琢真スーパープロデューサーにより40年の沈黙を破り復活し、初来日!!
ファンを熱狂させたそのライブは、伝説のライブとして今も語り継がれている。
そして、2014年再びあの伝説が蘇った。
というものでした。
これを読まれて「え?そんなアーティスト知らないけど?」と思われたあなたは音楽通です(笑)
というのも「オッティ・オットマン」というアーティスト、画像で見ると

画像左が「オッティ・オットマン」右側が北海道が誇る演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真さんです。
気づきましたね☆
そうオッティ・オットマンとは音尾君が伝説のアーティストいう体で演じているものなのです。
なんだ、じゃあライブもそんな大したことないんじゃない?と思うでしょ。
所がこのライブ、全国7会場で9公演も行われ、各会場を満員にした大変立派なライブで、音尾くんもちゃんと外国人アーティストとして英語で歌い、ギターを演奏しています。
また(設定が)日系人ということもあって、日本語もかなり達者で途中音尾君が作った曲を日本語で歌ったりもしています。
ライブ会場は満員で、会場に来ている人は皆伝説のロックスターを一目見ようと興奮しています。そして1曲1曲に興奮し感動し時に涙を見せるファンもいました。
そしてそれを画面で見ている私は、この素晴らしい馬鹿馬鹿しさに大変感動したのです。これ決してバカにしているわけではありません。
演奏しているオッティは大変真面目に素晴らしい演奏と歌を披露してくれました。そして観客もみなオッティのパフォーマンスに感動しているのですが、しかしこれをやっているのは実際は音尾君です。
"目と目の間は離れていてもあなたのハートは離さない"というキャッチコピーの音尾君です。
いや、そこは最後までオッティとして見るべきでしょ、と思うかもしれませんが、逆にオッティの歌に感動しつつもふっと「でもこれ音尾君だしw」となる方がこのライブを楽しく見ることが出来ると思っています。
私が北海道に住んでいたころほんと駆け出しだったTEAM NACS。中でも最年少の音尾君はあまり目立たないキャラで、水曜どうでしょうのnoちゃんと言った方が分かる方も多いのではと思いますが、今回のライブを見て音尾君の音楽の才能って凄いな~と改めて感心したのでした。
