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アイドリング!!!とSKE(一部加筆・修正)

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昨年秋ブログを復活させてからしばらくちょこちょことSKEネタを書いてました。5年来のアイドリンガーなのですが、正直去年の春先位からちょっとアイドリング!!!熱が落ち着いていて、そこに急にSKE熱が高まってきて、ライブのDVDを買いyoutubeで映像を見てたりしました。(震災や転職ということが精神状況に影響していたのかもしれません)

さすがに逆転まではいかなかったものの、一時はほんとアイドリング!!!とSKEいい勝負!ってところまで自分の中で行ったのですが、SKEで根本的にアニが受け付けないものがありました。

それが、SKEの曲だったのです。

アニが初めてSKEのシングルを買ったのは「パレオはエメラルド」だったのですが、悪い曲ではない、でも何か違うというか特別心に残らない。ipodに入れはしたものの、何だか聞く気が起こらない。まあ最初はこんなものかなーくらいに思ってたのですが、その間も聞く曲はアイドリング!!!の曲ばかり。私趣味がかなり偏っていてipodに入っているのは「筋肉少女帯」「Original LOVE」「中島みゆき」「くるり」などなど。

はやりの曲なんて聴きもしないし、新規開拓する気もない。ましてや〇流なんてもってのほか!飽きっぽいというかあまり執着心の無い性格なのですが、一度これ!って決めたらそれにはまっていくタイプなんです。アイドリング!!!はまさに"はまった"もので、30歳過ぎてからこんなにアイドルにはまるなんて思ってもみませんでした。

そしてSKEに関しても同じような道を辿るのかなーと思っていたのですが、どうしても曲がしっくりこず、ちょっと微妙な感じでした。それでも少しずつ盛り上がっていたのですが、今思うとSKE熱が落ち着いた分水嶺は2つあって、1つはKⅡの「ラムネの飲み方公演」もう1つは「セットリストベスト50」でした。

SKEの中ではKⅡ推しなアニなのですが、ラムネの飲み方公演を初めて見て、その後改めて考えると、どうしてもこの公演がしっくりこない。この公演はKⅡのメンバーがずっと待っていた、念願の公演でした。途中数回の延期を繰り返しやっと手に入れた自分たちだけの公演でした。

当然公演の曲の中には今までの自分たちの心情をつづったような曲が多くあります。当然メンバーもファンも盛り上がったのですが、逆にアニはそれについていけませんでした。そこまで感情移入できなかったのです。

公演の曲を聴けば聴くほど、「この公演を待ってた!」「これが私たちだけの公演です!」といった曲に、「秋元Pいくらなんでもこれは狙いすぎじゃない?」とちょっと辟易したのです。この公演でこそ生きる曲っていうのはAKBグループ全体に多く見られる曲です。

そして2つ目の「セットリストベスト50」ですが、これも50位から始まって各順位を見ていって最後の2位:おまたせSet List、1位:枯葉のステーション、この順位にやっぱり辟易したのです。

この順位はファンの投票で選ばれたものなのですが、この「出来すぎた感」「ファンのグループ全体ではなく、チーム、個人への感情移入度の高さ」「秋元Pの仕組まれた用意周到さ」についていけなかったのです。先日CSでセットリストの放送があったので、両日とも見たのですがパフォーマンスは確かに素晴らしいのですが、どうしても自分の中で盛り上がりに欠けるというかちょっと1歩下がってみてしまう自分がいたのです。

私のような「アイドルは遠くの存在で、たまに会えるからいい」と思っているようなライトなファンには、秋元Pの考える「会いに行けるアイドル」というコンセプトは合わず、そして悪い言い方をすれば「公演内でこそ生きる曲」を受け付けなかったんじゃないかと思います。ふっとしたときに思わず口から出るような普通の曲が好きなんです。

なので、「オキドキ」も一応買ったのですが、奥さんが聴いたのみで自分は聴いていません。おそらく次の曲「片想いFinally」は買わないでしょう。

そしてそこにとどめを刺したのがアイドリング!!!11thライブでした。久々に生で見たライブにただ感動し、気づけばそこにどっぷり感情移入する自分がいたのです。あーやっぱりこの曲いいなー、みんな上手くなったなー、と感動し、このライブで見たパフォーマンスの高さにただ圧倒されたのです。

正直ダンスは到底SKEに勝てません。会場にいるファンの数が違いますから盛り上がり方もSKEの方が大きいです。でもアイドリング!!!のライブで聴いた曲は、自分が好きで毎日聞いている曲で、生歌、生演奏、生バンドのクオリティの高さにただ感動したのです。

AKBグループは基本"かぶせ"というスタイルを取ってます。これは事前に録音した、歌入りの曲を流しながらそれと一緒に自分たちも歌っているものなのですが、マイクの音量がかなり小さいかもしかしたらマイクのスイッチ入ってないこともあるのではないでしょうか?ですので生の声は入りません。昨年の西武ドームで前田さんが途中調子が悪くなって一時裏に引っこんでも、曲の中から前田さんの声が聞こえた!っていうのはこういうわけです。

確かにSKEのように激しいダンスをするグループは普通に考えても「このダンスをしながら歌うなんて無理だよね?」と分かります。でも中にはそこまで激しいダンスじゃない曲もいくつもあるのですが、そこもすべて"かぶせ"です。公演のクオリティを保つため、曲によっての均等さを保つためなど理由はあるでしょうが、このスタイルがやはり好きではないのです。

逆に言うとおそらくライブ・公演でアイドリング!!!が勝てるのはこの部分だけでしょう。(途中のトークも勝ってると思いますが)でも生歌であるが故の音の外れ、歌詞間違いなども含めて「自分たちの歌を届けたい」というみんなのパフォーマンスに感情移入するのです。ライブを重ねるごとに成長した自分たちを見てほしいという力強さを感じるんです。

こういった感情の中、ライブが終わった後に「やっぱり自分はアイドリンガーなんだなー」と再認識しました。そしてそこから怒涛のアイドリング!!!ネタ更新になったのです11th-live1.png

あともう1つ大きな要因にやざぱい、フォンチーの卒業と中村君の卒業というものがあるのですが、さすがに1回でまとめきれるものではないので、これは次回の話にしたいと思います。

これはあくまで私個人の意見で、気を悪くされる方が中にはいらっしゃるかもしれませんが(そんなたくさんの人が見てくれてるとは思ってないのですが)もし気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、40前のおっさんの戯言と聞き流してください。


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