先日歌手の遊佐未森さんの事を書きました。
この話を書いている途中で、「あー久しぶりに未森さんの曲が聴きたいな~」と思って、帰りの車の中でiPhoneで聞こうと思ったら、iPhone6Plusに機種変更したときにiTunesの中身を更新して、その時に未森さんの曲を消してしまったみたいで、いざ聞こうと思っても聞けませんでした><
仕方ないので、家に帰ってPCを立ち上げiTunesを起動して、曲を移動してとか色々とやっていたのですが、その時に
「CDとかMDだったらこんなことしなくてもいいのに不便だな~」とふと思いました。
まあ、こんな発想をすること自体が古い人なのだと思いますが、それでも大昔カセットテープのウォークマン時代からずっと、自分の聞きたい曲、お気に入りのアーティストの曲をテープやMDに入れてタイトルを書いてなんてことをしていた時代の人からすると、今のように取りあえず何でもHDDに入れておくというのはあまり好きではありません。
今や何千曲もの曲をスマホに入れて持ち歩ける時代ですが、その手軽さゆえに音楽を大事にしていないのではと思いますし、逆にレコードやCDからカセットテープ、MDに加工するという作業があったからこそ、その媒体や曲そのものを今より大事に思っていたのでは?と思います。
“このレコードはA面・B面合わせて52分で、片面それぞれ25分位だから54分テープを買えばいいな”なんてことを数十年前までやっていた、なんて今の子供は信じられないでしょうね。
それでもレコードからCDに変わり、カセットテープがMDに変わった時にはほんと便利になったな~と驚いたものです。
少し趣旨が違うかもしれませんが、「御馳走」という言葉の意味の中に「ある目的を達成するために方々を走り回る者」を意味する「馳走」の丁寧語・尊敬語が語源というのがあります。
やはり、何事も自分の足で歩いて労力をかけたものは尊いですが、家でスマホを触りながらちょっと購入したものはなかなか大事に出来ないのかなーと思ったりもします。
まあこんなことを言い出したら「年寄」になった証拠なのかもしれませんね(^_^.)