F-1GP第17戦アメリカGPは、メルセデスのL・ハミルトンが逆転で優勝、今季10勝目、イタリアGPから5連勝を飾りました。2位はチームメイトのN・ロズベルグ、3位はレッドブルのD・リカルドでした。
全体の順位は以下のとおりです。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス F1 WO5 Hybrid |
2 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス F1 WO5 Hybrid |
3 | ダニエル・リカルド (AUS) | レッドブル RB10 |
4 | フェリペ・マッサ (BRA) | ウィリアムズ FW36 |
5 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW36 |
6 | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ F14 T |
7 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB10 |
8 | ケビン・マグヌッセン (DEN) | マクラーレン MP4-29 |
9 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR9 |
10 | パストール・マルドナド (VEN) | ロータス E22 |
11 | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E22 |
12 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-29 |
13 | キミ・ライコネン (FIN) | フェラーリ F14 T |
14 | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C33 |
15 | ダニール・クビアト (RUS) | トロ・ロッソ STR9 |
リタイア | ||
-- | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | フォース・インディア VJM07 |
-- | セルジオ・ペレス (MEX) | フォース・インディア VJM07 |
-- | エイドリアン・スーティル (GER) | ザウバー C33 |
前のロシアGPで今季のコンストラクターズチャンピオンを決めたメルセデスが、またもその強さを見せつける結果となったアメリカGPですが、それ以前にこのレース、マルシャとケータハムが参戦しなかったため9チーム18台の出走となりました。
これほど少ない台数でのレースというのも残念で、可夢偉選手もレース開催地のオースチンには来ていましたがあくまで来年に向けてのシート獲得活動で、おそらく今シーズンもう走ることは無いと思います。
そんなアメリカGP、オープニングラップでフォース・インディアのペレス選手がフェラーリのライコネンと接触し、その反動でザウバーのスーティル選手に追突しスーティル選手とペレス選手はリタイアとなりいきなりのセーフティーカーが導入されました。
荒れた展開になるのか?と思われたレースでしたが、その後はいつものように予選PPを獲得したロズベルグ選手を、チームメイトのハミルトン選手が追うという展開で、24週目にハミルトン選手がロズベルグ選手を抜いた後は順位は変わることなくレースを終えました。
これでハミルトンとロズベルグのポイント差は24点差まで開きましたが、今シーズンは最終戦のポイントが2倍のダブルポイント制なので、最後の最後までチャンピオンは分かりません。
しかし、2014シーズンはほんとメルセデスの強さばかりが目立つシーズンで、面白みに欠けるシーズンだという感は否めません。
次は今週末のブラジルGPですが、これも日本の放送時間が24時50分から。「どうせメルセデスが勝つでしょ」という気持ちがどこかにあって、オンタイムで見ようとはなかなか思わない時間ですね(^_^.)