F-1GP第13戦イタリアGPはポールポジションスタートのメルセデスL・ハミルトンが今季6勝目。2位は同じくメルセデスのN・ロズベルグ、3位は今季初表彰台のウイリアムズF・マッサとなりました。
全体の順位は以下のとおりです。
順位 | ドライバー | チーム |
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1 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス F1 WO5 Hybrid |
2 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス F1 WO5 Hybrid |
3 | フェリペ・マッサ (BRA) | ウィリアムズ FW36 |
4 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW36 |
5 | ダニエル・リカルド (AUS) | レッドブル RB10 |
6 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB10 |
7 | セルジオ・ペレス (MEX) | フォース・インディア VJM07 |
8 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-29 |
9 | キミ・ライコネン (FIN) | フェラーリ F14 T |
10 | ケビン・マグヌッセン (DEN) | マクラーレン MP4-29 |
11 | ダニール・クビアト (RUS) | トロ・ロッソ STR9 |
12 | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | フォース・インディア VJM07 |
13 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR9 |
14 | パストール・マルドナド (VEN) | ロータス E22 |
15 | エイドリアン・スーティル (GER) | ザウバー C33 |
16 | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E22 |
17 | 小林 可夢偉 (JPN) | ケータハム CT05 |
18 | ジュール・ビアンキ (FRA) | マルシャ MR03 |
19 | マーカス・エリクソン (SWE) | ケータハム CT05 |
20 | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C33 |
リタイア | ||
-- | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ F14 T |
-- | マックス・チルトン (GBR) | マルシャ MR03 |
今季のヨーロッパラウンド最終戦となったイタリアGP。予選は1位から6位までをメルセデスエンジンが独占するという展開で、超高速サーキットで知られるこのモンツァサーキットもメルセデスの優位は変わらないと思われ、レッドブルと地元フェラーリがどこまで対抗できるのかという事がレースの争点となりました。
スタート直後、ポールポジションのハミルトンが出遅れロズベルグがトップ、その後ろをマグヌッセン、マッサと続きハミルトンは4位まで後退します。
しかしやはりメルセデス2台の速さは頭1つ抜けており、マッサ・マグヌッセンを抜いたハミルトンと1位を走るロズベルグ2台のバトルが始まりました。
その後タイヤ交換等行いレースは動きますが、1位ロズベルグ・2位ハミルトンという順位は変わりません。しかし28週目にロズベルグが第1シケインでエスケープゾーンに飛び出してしまい、ハミルトンがトップに躍り出ました。
また同じ頃地元フェラーリのアロンソがマシントラブルのため車を止めリタイアとなりました。
その後1位・2位は変わらず後方でバトルが行われていましたが、このレースもメルセデスの1-2フィニッシュで幕を閉じました。
結局このレースもメルセデスの優位ばかりが目立つ結果でしたが、やはりモンツァのような超高速サーキットではメルセデスの優位は圧倒的で、この展開は最終戦まで続くだろうと思います。
次戦は2週間後のシンガポールGP。ナイトレースとなるこの試合が終わればいよいよ鈴鹿GPとなります。
シンガポール・鈴鹿でもメルセデスの優位は変わらないと思いますが、それでも4年連続鈴鹿で勝利し、鈴鹿大好きと公言してはばからないレッドブルのベッテルに是非とも昨年のような活躍を見せてほしいと思います。
そしてこの試合で復帰したケータハムの小林選手も地元でのグランプリでの活躍を見せてほしいと切に思います^^