F-1GP第10戦ドイツGPは、ポールポジションスタートのメルセデスN・ロズベルグが今シーズン4勝目を飾りました。
2位は予選2番手スタートのウイリアムズV・ボッタス、3位は予選でクラッシュし20番手スタートとなったメルセデスのL・ハミルトンが16台抜きというものすごい追い上げを見せました。
その他の順位は下記のとおりです。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス Hybrid |
2 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW36 |
3 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス Hybrid |
4 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB10 |
5 | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ T |
6 | ダニエル・リカルド (AUS) | レッドブル RB10 |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | フォース・インディア VJM07 |
8 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-29 |
9 | ケビン・マグヌッセン (DEN) | マクラーレン MP4-29 |
10 | セルジオ・ペレス (MEX) | フォース・インディア VJM07 |
11 | キミ・ライコネン (FIN) | フェラーリ T |
12 | パストール・マルドナド (VEN) | ロータス E22 |
13 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR9 |
14 | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C33 |
15 | ジュール・ビアンキ (FRA) | マルシャ MR03 |
16 | 小林 可夢偉 (JPN) | ケータハム CT05 |
17 | マックス・チルトン (GBR) | マルシャ MR03 |
18 | マーカス・エリクソン (SWE) | ケータハム CT05 |
リタイア | ||
-- | エイドリアン・スーティル (GER) | ザウバー C33 |
エンジン | ダニール・クビアト (RUS) | トロ・ロッソ STR9 |
-- | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E22 |
衝突 | フェリペ・マッサ (BRA) | ウィリアムズ FW36 |
このレースが開催されたドイツは、メルセデスの母国であり、今回優勝したロズベルグの母国でもあります。またロズベルグは先日結婚を発表したばかりで、この優勝は自身の結婚に花を添える最高の結果となりました。
ただレース内容はいつも通りの単調なレースで、スタート直後に予選3番手のウイリアムズのF・マッサが、マクラーレンのマグヌッセンと衝突し、マッサはリタイアとなるなど波乱の幕開けとなりましたが、その後は特別大きな展開もなくロズベルグが見事優勝を決めるという結果でした。
ただ、その後方で1ポイントでも稼ぎたいハミルトンがどんどん前の車を追い抜いて行くというレースを見せ、結果このレースもメルセデスの早さばかりが目立つ結果となりました。
レッドブルのベッテルも母国で奮闘したものの結果は4位、フェラーリもアロンソ5位、ライコネン10位と相変わらず振るわない結果となりました。
昨年までベッテルが強すぎて面白くないと言われていましたが、今年のメルセデスの強さを見ている限り「どうせ今回もメルセデスが勝つんでしょ」となってしまっていて、正直今年の方がレース展開は単調です。
次戦は1週間後のハンガリーGP、予選結果が決勝の結果に大きくつながるこのレースではメルセデスの2台がポール争いをし、その後ろでここのところ好調なウイリアムズがその間に割って入るか!という展開になると思われます。
あと、個人的な見解なのですが現在ポイントリーダーのN・ロズベルグ。国籍はドイツなのですが、古くからF-1を見ている人間としては「お父さんがフィンランド人なのに息子はドイツ人ってちょっとなー」と思ってしまいます。まあお母さんがドイツ人で、本人フィンランドには住んだこともないみたいなので、フィンランド人という国籍選択は無かったのかもしれませんが、それでもケケ・ロズベルグの息子はやっぱりフィンランド人であって欲しかったな~と思います。
こうしてみると似ているような似てないようなうーん(^_^.)