F-1GP第17戦アブダビGPは予選2位からスタートしたレッドブルのS・ベッテルが優勝!これで7連勝となりM・シューマッハの記録に並びました。
2位はPPからスタートだったレッドブルのM・ウェーバー レッドブルがまたまた1-2フィニッシュとなりました。3位はメルセデスのN・ロズベルグ。全体の順位は以下の通りです。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB9 |
2 | マーク・ウェバー (AUS) | レッドブル RB9 |
3 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス WO4 |
4 | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E21 |
5 | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ F138 |
6 | ポール・ディ・レスタ (GBR) | フォース・インディア VJM06 |
7 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス WO4 |
8 | フェリペ・マッサ (BRA) | フェラーリ F138 |
9 | セルジオ・ペレス (MEX) | マクラーレン MP4-28 |
10 | エイドリアン・スーティル (GER) | フォース・インディア VJM06 |
11 | パストール・マルドナド (VEN) | ウィリアムズ FW35 |
12 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-28 |
13 | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C32 |
14 | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | ザウバー C32 |
15 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW35 |
16 | ダニエル・リカルド (AUS) | トロ・ロッソ STR8 |
17 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR8 |
18 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ (NED) | ケータハム CT03 |
19 | シャルル・ピック (FRA) | ケータハム CT03 |
20 | ジュール・ビアンキ (FRA) | マルシャ MR02 |
21 | マックス・チルトン (GBR) | マルシャ MR02 |
リタイア | ||
-- | キミ・ライコネン (FIN) | ロータス E21 |
前回のインドでワールドチャンピオンを決めたベッテルが、このレースでもその強さを如何なく発揮しました。チェッカーフラッグを受けた直後インドで戒告処分を受けたドーナツターンを決める余裕もあり、チームメイトのウェーバーが「今日のベッテルは違う惑星にいた」と表現するくらいの走りでした。
このレッドブル無双の状態をつまらないという人もいますが、それは別にレッドブルが悪いわけではなくレッドブルに追いつけるようなマシンを作れない他のチームが悪いのだと思います。一時メルセデスが来るかな?と思う時期もありましたが、体やゲート事件で得たアドバンテージは少なかったようで後半戦はかなり尻すぼみだったと言えると思います。
また、フェラーリ、マクラーレンの凋落はF-1ファンとしては悲しい限りですね。来シーズンこそは!と思いますが、今年のレースもあと2戦ありますので最後の意地を見せてもらいたいと思います。
また、このレース予選5位だったライコネンの予選結果がペナルティで剥奪され、最後尾スタートとなったライコネンはスタート直後の接触で早々にレースから離脱してしまいました。
ライコネンが1週も走らずリタイアするのは2006年以来ではという情報なのですが、早いマシンを最後尾に入れるとこういう結果になるといういい見本だと思います。今回のライコネンの予選結果剥奪はチームとドライバーの間に今後色々な遺恨を残すことになりそうです。
ただでさえ先日「今シーズンの給与が1円も払われてない、このままの状態だと残りのレースは走らない」とチームに警告を発したばかりのライコネンですが、昨年優勝した思い出のあるアブダビGP。今年は散々な結果に終わってしまいました。
2013年のF-1も残すところアメリカ・ブラジルの2戦のみ。ベッテルの連勝記録がこのまま続くのか?コンストラクターズ2位にに来るのはどのチームなのか?ライコネンは次のレースは知ってくれるのか?(笑)などまだまだ話題は盛りだくさんのF-1ですが、アメリカ大陸に映るとレース開始が日本時間の27時とかになり、オンタイムでの視聴がかなり厳しくなります・・・