F-1GP第6戦伝統のモナコGPはポールポジションからスタートしたメルセデスのN・ロズベルグが大混乱のレースを制し今季初優勝!2位はベッテル、3位はウェーバーとレッドブルが2・3位フィニッシュとなりました。
順位 | ドライバー | チーム |
1 | ニコ・ロズベルグ (GER) | メルセデス WO4 |
2 | セバスチャン・ベッテル (GER) | レッドブル RB9 |
3 | マーク・ウェバー (AUS) | レッドブル RB9 |
4 | ルイス・ハミルトン (GBR) | メルセデス WO4 |
5 | エイドリアン・スーティル (GER) | フォース・インディア VJM06 |
6 | ジェンソン・バトン (GBR) | マクラーレン MP4-28 |
7 | フェルナンド・アロンソ (ESP) | フェラーリ F138 |
8 | ジャン-エリック・ベルヌ (FRA) | トロ・ロッソ STR8 |
9 | ポール・ディ・レスタ (GBR) | フォース・インディア VJM06 |
10 | キミ・ライコネン (FIN) | ロータス E21 |
11 | ニコ・ヒュルケンベルグ (GER) | ザウバー C32 |
12 | バルテリ・ボッタス (FIN) | ウィリアムズ FW35 |
13 | エステバン・グティエレス (MEX) | ザウバー C32 |
14 | マックス・チルトン (GBR) | マルシャ MR02 |
15 | ギド・ヴァン・デル・ガルデ (NED) | ケータハム CT03 |
16 | セルジオ・ペレス (MEX) | マクラーレン MP4-28 |
リタイア | ||
-- | ロマン・グロージャン (FRA) | ロータス E21 |
-- | ダニエル・リカルド (AUS) | トロ・ロッソ STR8 |
-- | ジュール・ビアンキ (FRA) | マルシャ MR02 |
-- | パストール・マルドナド (VEN) | ウィリアムズ FW35 |
-- | フェリペ・マッサ (BRA) | フェラーリ F138 |
-- | シャルル・ピック (FRA) | ケータハム CT03 |
今年のモナコは本当に大混戦でスタート直後に黄旗が振られ、そこから黄旗が6回!セーフティーカーが2回!!赤旗1回というまさに大混乱のレースとなりました。
しかし、抜きにくさでは全コース中屈指のモナコではやはりポールからスタートしたロズベルグの優位は変わらず、F-1史上初の親子モナコ制覇となりました。
ちなみに今回優勝したロズベルグはF-1、2勝目、そして父であるケケ・ロズベルグがモナコで優勝したのは30年前。お父さんがF-1ドライバーだったためモナコで暮らしていたこともあるニコだそうで、優勝したあと感極まって目には熱いものが浮かんでいました。
このレースクラッシュ等色々あって見ていて何が起きているのか把握するのにとても大変だったのですが、最後の最後にびっくりしたことがありました。
それは69週目にペレスがライコネンにアタックし、それまで5位を走っていたライコネンは緊急ピットインとなってしまい得点圏外の16位まで落ちてしまいました。
これで連続特典の記録が途切れちゃうか~と思って、レースが終わり順位を見たらあれ?ライコネンが10位に居るんですけど!!!
どうやら残り6周で5台抜いたらしく、最後の最後でヒュルケンベルグを抜いて10位フィニッシュしたようです。普段はアイスマンと言われるくらいの冷静な男が、熱くなるとこんなものすごいことをやってのけるなんて、やっぱりライコネンファンはやめられませんね(笑)
その時の映像を見つけたので、見ていただきたいのですが、この抜きにくいモナコでよくこれだけ見事に車を交わせるなーとただただ驚くばかりです
F-1はこのあとカナダへ移ります。このままメルセデスが好調を維持するのか?レッドブルが意地を見せるのか?それともモナコではすっかり影を潜めてしまったフェラーリ、マクラーレンの巻き返しがあるのか?楽しみは付きませんね^^